内容一致問題とスキャニング・スキミング
内容一致問題
内容一致問題はパラグラフの主題問題とは相対するものです。
パラグラフ内には一貫して根底に流れる主題がありますが、
内容一致問題ではその主題を展開論議する際に用いられている詳細について問われます。
内容一致問題は主として、who、where、when、what、Whichの疑問文で出されますが、why疑問文が出ることもあります。
TOEFLでは内容一致問題が最も多く(語彙問題も多くでますが)、高得点にはこの問題に正解することが重要です。
内容一致問題のいい情報と悪い情報
いい情報
まず、いい情報としては、内容一致問題は答えが文章中に明確に書かれているため、最もやさしい部類の問題だということです。
読んだ内容を解釈したり分析したりする必要はありません。
また、著者の意図や議論のドーンを推しはかる必要もありません。
さらに、パッセージ全体を読まなくても解答することができます。
特定のパラグラフから答えを見つけるだけでいいのです。
一見難しそうな問題でも答えはそのおパラグラフの中にあるので見つけ出しましょう。
悪い情報
悪い情報は、内容一致問題えは答えを見つけるのにかなり時間がかかり、その結果スコアを下げてしまう可能性があることです。
その設問に正解しても、他の設問に答える時間がなければ得点は伸びないからです。
したがって、内容一致問題では効果的な戦略を使わなくてはいけません。
スキャニングとスキミング
一番効果的な戦略は「スキャニング(拾い読み)」および「スキミング(流し読み)」です。
とりわけ、内容一致問題では、日付、名称、数値、場所、定義などの詳細情報が求められます。
パッセージ全体を最初から最後まで丹念に読んだとしてもこうした細かい事実は覚えているものではありません。
正解を見つけるにはくどいようですがスキミングやスキャニングが必要になってきます。